造形美術家、三橋國民氏が『月刊石材』誌上で語った言葉の数々を再編して収録しています。太平洋戦争で生死をかけて戦い、生還後は戦死した僚友たちへの“鎮魂”をライフワークとする三橋氏。14種類の美術表現技法を導入修得するなど、ゆるぎない豊富な知識、信仰に基づき制作された作品は、造形や書、絵画など幅広く、石では現代アートから石塔・仏塔などまで手がけます。本書では、石の生かし方、創作とは何か、創作力の養い方など、その話は多岐にわたり、石工、そして石材業界に語りかけます。
■著者:三橋國民 ■発行:石文社 ■『月刊石材』別冊シリーズ
■B5判・変形(182×226ミリ) 本文88ページ・口絵カラー16ページ ■初版:2014年5月