100年後の石材店へ・・・(8)會澤正夫さん
拝啓 この手紙を読んでいる石材店の方へ
いくら時間がたっても石を大事にしていってほしいです。
石は無限ではなく有限。いつかはなくなってしまう物ですが、自然の物という事を忘れないでほしいです。
技術もそうですが、知識もどんどん未来に繋げていってほしいです。
今の石屋を作った人はもちろん過去の人です。でもその人達の気持ちは同じだと思います。その気持ちを自分は持ち続け、未来に繋げていきたいです。
だから、50年後、100年後の石屋の人達に言いたいです。
新しい事や新しい物は本当にいいと思うけど、過去の事は捨てず持ち続け、伝統ある石屋を守っていって下さい。
敬具
投稿者:會澤正夫さん(石嶽石工業(有))